深いなあ日本酒、熱さごとに味わいが語れるようになってみたい

女性でも飲みやすい軽くてフルーティな日本酒が増え、以前より飲む機会が増えた印象です。
一般的にビールやウィスキーは冷やした状態で飲みますよね。
日本酒は1本のお酒を温度によって、全く印象が変わる味わいが楽しめるんですよ。
日本酒は温度によって冷酒と常温、燗酒の3つに分けられます。
5度から15度の冷酒はスッキリした口当たり、洋食に合うといえば冷酒ですね。
常温はお酒本来の味が生きる20度から25度、燗酒は30度から55度、味わいとコクが増す飲み方です。
私が飲むときは冷酒が多いのですが、冷酒には3つの種類があるんです。
5度前後のキリッと冷たい状態は雪冷え、ひんやりした口当たりの10度前後は花冷え、15度前後は涼冷えと呼ぶのです。
お酒に詳しい知人から教わったときには、きれいな言葉でちょっと感動しちゃいました。
お洒落系の居酒屋では、キリッと冷えた雪冷えの状態ですよね。
蛋白で上品なお料理とよく合うので、温くなる前にとついガブガブ急いで飲んでしまいます。
常温は一種類ですが、燗酒はなんと6種類もあります。
30度くらいが日向燗で35度前後が人肌燗、40度がぬる燗で45度は上燗、50度程度が居酒屋さんのメニューでよく見かける熱燗、かなり熱い55度程度は飛切燗と呼ばれます。
日本酒は熱くなるほどに酸味が減り、深く甘みを感じやすくなるんだとか。
深いなあ日本酒、熱さごとに味わいが語れるようになってみたいですね。